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2010.12/09(Thu)
Sir Yes Sir MY MASTERRR
何故かパチパチ鳴っている。音割れ・・・じゃなさそう。なんだろこれ?コードの問題かなあ・・・。ちなみにマジックディスクより前に撮ってました。約1か月前です。
なかなか投稿するタイミングが無いんですよねー。
で、タイトルは何かというと最近ハマっている漫画「HELLSING」のセリフです。
TVアニメやその後のOVAなども作られているんですが、TV版はそれこそDMC2クラスの黒歴史とされてます。どれくらいかっていうと、作者がDVDをリサイクルショップに売るくらい。
内容は簡潔に言うと「ロンドン大爆発!ぶっちぎりバトルヴァンパイアーズ 吸血鬼VSイギリスVSナチスVSヴァチカン」みたいな感じです。
主人公がかの「ドラキュラ伯爵」で、英国の吸血鬼殲滅機関「HELLSING機関」の命令に従って基本的に吸血鬼を倒す漫画です。名前はDraculaを逆さにしてAlucard(アーカード)。
「負けて修行して強くなる」どころか、「勝って血を吸って強くなる」のでアーカードこそがまさに最強。銃で撃たれても首をはねられても心臓をつぶされても死なないのです。
その仕掛けは「今まで殺した人・吸血鬼の命すべてを取り込み自分のものにする」みたいな能力。つまりいままでに100万人を殺してたらアーカードを100万回殺して、そのうえで白木の杭を打ち込むなりあるいは首をはねるなり心臓をつぶすなりしないと死なないのです。
伊達に500年以上吸血鬼やってないので、その命の数は数百万といわれてます。ニコニコ大百科に面白いたとえがあったので引用。
その不死性は、判り易く言えば敵を一匹踏むだけで1UPして残機上限は99どころか∞、穴に落ちようが串刺しになろうが吊り天井に潰されようが溶岩に落ちようがスター以上の不死身っぷりで死んだそばから機数が-1されるだけで戦闘を続行可能なマリオである。
・・・てな感じ。他の漫画だとラスボスにしても強すぎて出してもらえないくらいです。
出てくる敵も一応吸血鬼なので、銃で撃っても死なないんだけど、それを上回るチートことアーカードの旦那がいらっしゃるので勿論無敵。
さらに何と言ってもかなりの極悪非道ぶり。一応「化け物を倒すのはいつだって人間だ」と人間をもちあげてはいるものの、同族の吸血鬼やは向かってくる人間には容赦なく、まさに血の海を作りだしHELLSING局長(女性)もその有様をみてガクブルするほど。
強すぎて中盤あたりからは出させてもらえず、OVAのオマケでは「出番がだんだん減るシング」なんて言ったりしてます
ヒロインとして「セラス」という婦警がいるんですが、この子も冒頭でアーカードに吸血鬼にされ、物語終盤では敵の吸血鬼の戦闘団の幹部クラスを、頭を片手でつかんで壁を使い「もみじおろし」にするくらいの強さになります。あまりにもグロいので、どんな技かは察してください。
まあそんなこんなで確かにグロいんですが、血が出すぎて慣れます。血よりも登場人物の8割強がメガネ&手袋なのが変。
敵もナチスが出てきたり、プロテスタントをメスブタ呼ばわりするヴァチカンが出てきたり、不謹慎極まりない漫画。TVアニメ版はナチスは出てこれなかったんですが、あまりに不謹慎すぎるので仕方なかったのでしょう。
OVAは原作を出来るだけ再現してるのでナチスも出てくるし、優しく銃剣を投げつける神父様も出てきます。
負けて強くなって勝ってまた負ける漫画に飽きている方は読んでみたらおもろいかと思います。10巻で完結してるし、とりあえずOVAもようつべで見られますし。
グロいグロいって言っても血がブシャーくらいのもので、内臓がぶちまけられたりすることはあんまりないです。たぶん。
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