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2011.05/06(Fri)
ドリフターズ
8時ダョ!全員集合!・・・の、ザ・ドリフターズではなく、マンガのドリフターズです。
先日の記事でちらりと漏らしたヤツですね。妹の手から帰還したので概要とか感想書いときます。
驚くべきはその展開の早さ。
まだ1巻なのにもう敵勢力の主要キャラと親玉がせめて来ちゃってるの。後述。
物語は1600年の関ヶ原の戦いのまっ最中で、主人公の島津豊久が父親の退けとの命令を、「おじ上が薩摩に戻ればこの戦は勝ったも同然」と身代わりになるところからです。
兵を連れて敵軍の大将井伊直政に突撃、槍でグサグサにされながらも火縄銃で肩を撃ち抜くゴリ押しをするものの、敵兵士が直政を連れて逃げてしまいます。
ボロボロになった豊久が雨の中森をふらふら歩いていると、急に石造りの真っ白い廊下が出現し、その中に立っていました。
目の前には外国人のような人物が。
少しあとで分かるのですが、「紫」と呼ばれてるそうです。
男がでかでかと「島津豊久」と書かれた紙になにか付け足して記述すると、今度は石でできた穴みたいなのが現れて豊久を飲み込んでしまったのでした。
そこはいわば異世界というようなもの。
耳の長い「エルフ」やそれを虐げる人種(詳しくは不明)が居り、水晶で通信する監視者などと、不思議世界となっています。
さっきの外国人風の男は十月機関と呼ばれている組織の一人だそうですがこれもまた詳細不明。
この世界に行き着いた人間は「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれ、誰も彼も死の間際にこの世界にきています。
漂流者に対して、この世界では廃棄物(エンズ)と呼ばれる人たちもいます。
廃棄物たちはEASYと呼ばれる少女に連れてこられているようで、EASYは先の紫と対立しています。
その際に紫は「間違いは正さねばならぬ」と厨2めいたことを言いましたが、なんのことやら。
今のところ主要な廃棄物3名?あとで書きます。
廃棄物はドリフと違って火を吹いたり吹雪を起こしたりと、魔法めいたことをできる模様です。
もしかしたらドリフもしれませんね。開眼してないとか、ああいうヤツじゃないでしょうか。
廃棄物たちをこの世界で束ねているのは、化け物の大群を率いる「黒王」。
どうやら漂流物とこの世界を心底憎んでいるようで、なんだか逆恨みっぽい気もするんですがやっぱり詳細不明。
では人物紹介へ。
まず主人公の島津豊久。
島津家の一人で、歳は30だそうな。三十路。おかしいってば。
手柄に固執しているのか、やけに「首置いてけ」と繰り返しています。妖怪首置いてけとも呼ばれたりしちゃうの。
何かと恐ろしげな人ですが、この世界に連れてこられたときに自分を助けてくれたエルフの子どもが襲われているのを見て助けたり、
エルフの村に攻め込んだ領主らをフルボッコにして助けたり(正確には獲った)と、正義感はそこはかとなくあるようです。
正義漢はあってもやっぱり怖いよね、コレ。
そんな豊久が飲み込まれた先にちょうど居合わせたエルフの子供ふたりが、ドリフがいるという廃城へ連れていったのですが、治療してくれたドリフら2人の片方はアノ織田信長。
おっかないですが、性格としてはDMC4のダンテみたいな感じ。おちゃめです。五十路。
ちっちゃい火縄銃を持って戦うようです。あんまり戦闘シーンありませんでしたけど。
さてここで問題。もう1人はこちらの画像ですが、果たして誰でしょう。
答えはなんと、平家物語の那須与一です。男ですよ。男。19歳。
話の中でも森蘭丸かと思ったとか言われてます。
巻末のキャラクター説明では那須家の生んだゴルゴ13とか言われてました。後ろにたったヤツはチョップで倒すそうですよ。
弓の腕前はそれこそゴルゴで、信長に「あいつ(豊久)もこわいが、おまえもこわいわい」と言わしめるほど。
ドリフは何も日本人だけではなく、カンナエの戦いで有名なハンニバル・バルカ、それを敵ながら尊敬していたスキピオ、ワイルドバンチ強盗団等、時代を選ばすに多数の人間がいるようです。
中には黒王が攻めてきた真っ只中に戦闘機に載ったまま出てきた日本兵もいたりします。
対して廃棄物。こちらも歴史上の偉人で構成されてるようです。
まずは新選組の土方歳三。
煙みたいな志士たちを呼び出してメッタ切りにするチートさん。セリフなし。よって書くこと無し。
お次はジャンヌ・ダルク。
後ろになんか人がいるけどよくわかりません。
体のアンナトコロやコンナトコロから火を噴き出し、「みんな燃えてしまえよ」と暴れ回る困った子。
焼き殺されてしまったせいなのかな?
最後にアナスラシア ニコラエヴァ ノマロヴァ。なげーよ。
パジャマみたいなツナギみたいなヘンな服着たお嬢様。辺り一面を雪景色にしちゃうロマンティスト。
この人もまた後ろに変なのがいるけど、やっぱりよくわかりません。
こんな感じで漂流者と廃棄物は線引きされているのですが、先ほど紹介した戦闘機野郎はドリフかエンズかわからなかったものの、結局は街を荒らす黒王の怪物らを倒し、無事ドリフということが判明。
精神面というか、思考的にも区別されてるみたいです。
・・・が、1巻にして早速イレギュラー登場。
デコッパチ。九郎判官義経でございまする。
かなり気まぐれな性格のようで、漂流者か廃棄物かはっきりせず、本人も黒王に対して「面白そうな方につく」というほど。黒王もそれを承知の上で連れているみたいです。
ドリフターズ1巻はこんな感じです。内容がすっげーぎっしりしてました。
歴史物のようで、ファンタジーっぽくもあり、なんでもありなおはなしです。
作者はやりたいことがなんでもできそう。
ヘルシングの時がそうだったんですが、作者の平野耕太さんはちょっと刊行ペースが遅い作家で、年1冊単行本が出ればいいほうだそうです。
ドリフターズも長くなりそうだなあ・・・。ヘルシング、10年かかったんですよ。全10巻なのに。BELACHとか、30だか40くらい出てるんじゃない?
いずれにせよ面白そうな作品です。2巻マダカナー。
先日の記事でちらりと漏らしたヤツですね。妹の手から帰還したので概要とか感想書いときます。

驚くべきはその展開の早さ。
まだ1巻なのにもう敵勢力の主要キャラと親玉がせめて来ちゃってるの。後述。
物語は1600年の関ヶ原の戦いのまっ最中で、主人公の島津豊久が父親の退けとの命令を、「おじ上が薩摩に戻ればこの戦は勝ったも同然」と身代わりになるところからです。
兵を連れて敵軍の大将井伊直政に突撃、槍でグサグサにされながらも火縄銃で肩を撃ち抜くゴリ押しをするものの、敵兵士が直政を連れて逃げてしまいます。
ボロボロになった豊久が雨の中森をふらふら歩いていると、急に石造りの真っ白い廊下が出現し、その中に立っていました。
目の前には外国人のような人物が。

少しあとで分かるのですが、「紫」と呼ばれてるそうです。
男がでかでかと「島津豊久」と書かれた紙になにか付け足して記述すると、今度は石でできた穴みたいなのが現れて豊久を飲み込んでしまったのでした。

そこはいわば異世界というようなもの。
耳の長い「エルフ」やそれを虐げる人種(詳しくは不明)が居り、水晶で通信する監視者などと、不思議世界となっています。
さっきの外国人風の男は十月機関と呼ばれている組織の一人だそうですがこれもまた詳細不明。
この世界に行き着いた人間は「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれ、誰も彼も死の間際にこの世界にきています。
漂流者に対して、この世界では廃棄物(エンズ)と呼ばれる人たちもいます。
廃棄物たちはEASYと呼ばれる少女に連れてこられているようで、EASYは先の紫と対立しています。
その際に紫は「間違いは正さねばならぬ」と厨2めいたことを言いましたが、なんのことやら。
今のところ主要な廃棄物3名?あとで書きます。
廃棄物はドリフと違って火を吹いたり吹雪を起こしたりと、魔法めいたことをできる模様です。
もしかしたらドリフもしれませんね。開眼してないとか、ああいうヤツじゃないでしょうか。
廃棄物たちをこの世界で束ねているのは、化け物の大群を率いる「黒王」。

どうやら漂流物とこの世界を心底憎んでいるようで、なんだか逆恨みっぽい気もするんですがやっぱり詳細不明。
では人物紹介へ。
まず主人公の島津豊久。

島津家の一人で、歳は30だそうな。三十路。おかしいってば。
手柄に固執しているのか、やけに「首置いてけ」と繰り返しています。妖怪首置いてけとも呼ばれたりしちゃうの。
何かと恐ろしげな人ですが、この世界に連れてこられたときに自分を助けてくれたエルフの子どもが襲われているのを見て助けたり、
エルフの村に攻め込んだ領主らをフルボッコにして助けたり(正確には獲った)と、正義感はそこはかとなくあるようです。
正義漢はあってもやっぱり怖いよね、コレ。

そんな豊久が飲み込まれた先にちょうど居合わせたエルフの子供ふたりが、ドリフがいるという廃城へ連れていったのですが、治療してくれたドリフら2人の片方はアノ織田信長。

おっかないですが、性格としてはDMC4のダンテみたいな感じ。おちゃめです。五十路。
ちっちゃい火縄銃を持って戦うようです。あんまり戦闘シーンありませんでしたけど。
さてここで問題。もう1人はこちらの画像ですが、果たして誰でしょう。

答えはなんと、平家物語の那須与一です。男ですよ。男。19歳。
話の中でも森蘭丸かと思ったとか言われてます。
巻末のキャラクター説明では那須家の生んだゴルゴ13とか言われてました。後ろにたったヤツはチョップで倒すそうですよ。
弓の腕前はそれこそゴルゴで、信長に「あいつ(豊久)もこわいが、おまえもこわいわい」と言わしめるほど。
ドリフは何も日本人だけではなく、カンナエの戦いで有名なハンニバル・バルカ、それを敵ながら尊敬していたスキピオ、ワイルドバンチ強盗団等、時代を選ばすに多数の人間がいるようです。
中には黒王が攻めてきた真っ只中に戦闘機に載ったまま出てきた日本兵もいたりします。
対して廃棄物。こちらも歴史上の偉人で構成されてるようです。
まずは新選組の土方歳三。

煙みたいな志士たちを呼び出してメッタ切りにするチートさん。セリフなし。よって書くこと無し。
お次はジャンヌ・ダルク。

後ろになんか人がいるけどよくわかりません。
体のアンナトコロやコンナトコロから火を噴き出し、「みんな燃えてしまえよ」と暴れ回る困った子。
焼き殺されてしまったせいなのかな?
最後にアナスラシア ニコラエヴァ ノマロヴァ。なげーよ。

パジャマみたいなツナギみたいなヘンな服着たお嬢様。辺り一面を雪景色にしちゃうロマンティスト。
この人もまた後ろに変なのがいるけど、やっぱりよくわかりません。
こんな感じで漂流者と廃棄物は線引きされているのですが、先ほど紹介した戦闘機野郎はドリフかエンズかわからなかったものの、結局は街を荒らす黒王の怪物らを倒し、無事ドリフということが判明。
精神面というか、思考的にも区別されてるみたいです。
・・・が、1巻にして早速イレギュラー登場。

デコッパチ。九郎判官義経でございまする。
かなり気まぐれな性格のようで、漂流者か廃棄物かはっきりせず、本人も黒王に対して「面白そうな方につく」というほど。黒王もそれを承知の上で連れているみたいです。
ドリフターズ1巻はこんな感じです。内容がすっげーぎっしりしてました。
歴史物のようで、ファンタジーっぽくもあり、なんでもありなおはなしです。
作者はやりたいことがなんでもできそう。
ヘルシングの時がそうだったんですが、作者の平野耕太さんはちょっと刊行ペースが遅い作家で、年1冊単行本が出ればいいほうだそうです。
ドリフターズも長くなりそうだなあ・・・。ヘルシング、10年かかったんですよ。全10巻なのに。BELACHとか、30だか40くらい出てるんじゃない?
いずれにせよ面白そうな作品です。2巻マダカナー。
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